東松山市弓道連盟について

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会長挨拶


 

  弓道の理念は、その修練を通じて人格を高め、人生を豊かにする、とされています。そのため、

終始一貫して礼に則った姿勢動作を心がけます。

多くのスポーツで、おなじようなことを標榜していますが、弓道では、建て前ではありません。

それは2千年来、その姿形を変えていない長大な和弓を使いつづけているためです。

顎まで引き、小さく放つ洋弓とちがって、和弓は上から大きく引き分け、大文字に開き、弓返りさせて的に当てます。その時、冴えた弦音がひびきます。弓矢の優美さ、射法の荘重さ、弦音の清々しさが尊崇の念をいだかせるため、今日まで大切にされてきたのです。心気の働きも重要です。

現代の弓道は、連綿と伝わってきたその精神性と美意識を踏まえることで成り立っているのです。大会や審査で和服を着るのも、そのあらわれです。

 

東松山市弓道連盟は平成10年(1998)4月、市民体育館弓道場を拠点に設立されました。5人立ち道場で会員数は60名ほど、県内に61ある弓道連盟の中では、歴史の浅い、中堅規模の連盟です。

そのため、初、中級者が多く、比較的自由な雰囲気の中で稽古していますが、弓道としてのあるべき姿はしっかりと遵守しています。

令和2、3年度はコロナ禍のため、十分な活動ができませんでしたが、毎年、初心者教室で弓道に関心のある方々を受け入れ、毎週の合同稽古、毎月の射会、年4回の講習会で会員の実力向上を図っています。

とくに、毎年5月第3日曜日、箭弓稲荷神社の境内で開催する奉納射会は県下でも最大規模の弓道大会で近隣道場から多数の弓友が参加して、盛大におこなわれています。

 弓道には、ほかのスポーツより明らかに優れた点があります。それは生涯スポーツとしての特性です。

・体力に応じた弓を使うことで、年齢や男女差別なく競い合える。

・段位や称号に挑戦することで、いつまでも向上心を持ちつづけられる。 

・個人技のため、都合の良い時間に、マイペースで稽古できる。

当連盟の会員も、みな、弓道と出会えたことをよろこびとして取り組んでいると思います。

このホームページが、会員のみなさんの弓道生活をより快適に、より豊かにすることと、弓道に関心を持たれた方々の入り口になることを願っております。

 

東松山市弓道連盟会長 那須 充良(教士六段)

設立


1998(平成10)年4月1日

 

会員


会員数:76名(2022年4月現在)

 

弓道場紹介


・東松山市市民体育館

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※弓道場の利用には「弓道場利用登録証」が必要です。

※東松山市弓道連盟の合同稽古時間帯は、連盟会員以外はご利用になれません。

※市内在住及び勤務の方のご利用には1的につき¥100/時間の利用料(回数券もあります)が必要です。

(市外の方は¥200/時間)